北海道のカジノ候補地「苫小牧」と「釧路」
2018年9月28日カジノ法案が2018年の7月に可決しました。
日本は長い間、賭博法の関係でカジノはパチンコなどは除き、全面的に禁止されていましたが、これを機に賭博法も変わるかもしれません。
世界の例を見ても、カジノによる経済効果は莫大なものと言われています。
カジノ施設ができれば、その街の活性化や観光客増加はかなり期待できるでしょう。
そのため、ギャンブル依存症や治安悪化など、批判の声はありつつも、各自治体ではカジノ施設誘致のための運動が盛んになってきました。
現状として、日本に出来る予定のカジノは3つ。
つまり、3つの候補地を巡って地方が争うというわけです。
カジノ施設の候補地として、北海道が有力視される理由
こちらのページでは、その候補地の1つ、北海道について解説していこうと思います。
北海道といえば、やはり他の都道府県をはるかに上回るような広大な土地と、豊かな自然でしょう。
カジノ施設誘致の案も、そんな自然を活かしたものが多いそうです。
また「北海道」と一口で言っても、同じ道内でも、数百キロ離れた場所もあるほどです。
場所によってはまったく経済効果や、観光客の見込み数も異なってきます。
そこで、現在北海道で発表された、2箇所のカジノ施設構想について解説していきます!
カジノ候補地~北海道編~|苫小牧
1つ目は苫小牧。
苫小牧といえば、北海道の中心にある地域です。
強みとしては、新千歳空港からアクセスしやすいこと。
新千歳空港は、国内線・国際線合わせて多くの飛行機が乗り入れます。
つまり、観光客が遊びにくるにはぴったりという場所なわけです。
カジノ候補地、苫小牧のIR構想とは
苫小牧のカジノ施設の構想としては「苫小牧国際リゾート構想」が挙げられます。
苫小牧国際リゾート構想には、さまざまな案が含まれているのですが、とにかくその土地を活用し、大きなエンタメ用施設を作る、というものです。
例で言うと、ダンスやライブのための会場を土地を活かして野外に作り、新たなフェスやショーを開催する計画などがあります。
カジノに関しては、それらの施設のうち3パーセントの敷地を利用する予定。
さらに、富裕層と一般層用のカジノをはっきりと分ける、などという対策で、ギャンブル依存症を防止する試みも行うそうです。
カジノ候補地~北海道編~|釧路
2つ目の有力なカジノ候補地は、釧路です。
釧路といえば、苫小牧とは違い、北海道の中心部というよりは端の方にあります。
こちらはアクセスに少し難があり、空港や新幹線のある都市からは1時間半程度かかりますし、
同じ市内の札幌でも3~4時間は時間がかかるというほど。
なので、ひとまずバスターミナルや駅の建設など、新しい交通機関の整備もカジノ施設誘致の案に含まれています。
北海道の中でも特に豊かな自然を活かしたカジノ施設案
釧路市のカジノ施設案は、苫小牧よりも自然を活かしたものです。
具体的には、
・スキー施設の周辺
・阿寒湖の温泉街跡地
・阿寒湖の周辺
がカジノ施設として候補地に挙がっています。
大自然の中、コテージやホテルに囲まれたカジノ施設をイメージしているそうで、カジノ施設で思い浮かぶような派手さは少なく、落ち着いたイメージだとか。
いかがだったでしょうか?
このように、北海道は交通アクセスのよさをいかした空港隣接型の苫小牧と自然を活かしたリゾート型の釧路と、2タイプのカジノ施設が候補地として有力視されています。
今後、北海道含めてカジノ施設候補地の動向が気になるところですね。
日本のカジノ候補地は、もちろん北海道だけではありません。
日本の首都、東京にもその可能性があるとか。
そこで、東京・お台場のカジノ予定地についてまとめたページはこちらになります!
⇒【東京のカジノ候補地「お台場」】